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人気ランキング : 7466位
定価 : ¥ 4,935
販売元 : ジェネオン エンタテインメント
発売日 : 2007-02-09 |
黒沢清監督のホラーは、つねに一筋縄ではいかない。本作も、その好例だ。郊外の家に引っ越した作家の礼子が、隣の廃墟で、千年前に沼に落ちたという女性のミイラを発見する。まるでミイラに呪われたかのように、不可解な現象に見舞われる礼子。物語の基本はよくあるホラーのパターンだが、ミイラを保管する大学教授・吉岡と礼子らの愛と裏切りのドラマが、ミイラの秘密以上に、先のみえない展開で同時進行していく。
礼子の口から吐き出される泥や、引っ越し先の古びた家の構造など、恐怖を高める要素をボディブローのように効かせながら、突然、それを緩めるような演出が黒沢監督らしい。ミイラにまつわる事象の数々が、怖さと笑い、紙一重のところで描かれるのだ。礼子役の中谷美紀、吉岡役の豊川悦史は、ともに怪しさのなかに、わずかなユーモアも交え、恐怖と隣り合わせになった人間の感情をリアルに表現。ラストシーンの唐突な衝撃も、ほかの映画にはない味わいだ。コアな映画ファン向けの作りだが、そうではない人も、予想を裏切られる快感を得られるはず。(斉藤博昭)
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おもしろくない |
まず幽霊が安達裕美だと分かって落胆。かわいいので怖くないです。
あと中谷美紀とか豊川悦司とかホラー(?)に有名すぎる人を使うのは
非現実的過ぎて恐怖心を台無しにするのであまり好きになれません。
設定はいいのにもったいないです。
豊悦の演技は台本をそのまま読んでいるような棒読み口調で、
なんというか、とにかく全てが微妙でした。
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萎え?・・・ |
黒沢演出の不親切さ・唐突さは、うまくいくと想像力を刺激されて面白いんだけど、
今回はそれが裏目に出ちゃった感じですね。
いつもの面白さもなく、行き当たりばったりな展開に少々疲れてしまいます。
打ち棄てられたような別荘のロケーションや、しっとりとした陰影が印象的なカメラ、
ミイラというモチーフのユニークさが光るだけに、もったいないです。
監督自身が失敗作と認めてらっしゃるそうで安心しましたけど・・・(笑)。
あまりひとりよがりにならないで。次作に期待してます。
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モヤスカです。 |
怖い演出は凄く上手い。ミイラに逆ギレしてみたり笑える部分もある。結構エンターテインメントです。途中からホラーなのかミステリーなのか混乱してくる。でも最終的に豊川悦司が地獄に堕ちる。そのための演出がわざとらしすぎて良い。
黒沢清の映画は観た後に「諦める」「途方に暮れる」「絶望する」「でも生きていく(しかない)」「気が抜ける」といったどれもしっくり来ないけど、この表現のあたりにいる気持ちが揺さぶら、いわゆるプチモヤモヤ病(C徳永英明)に陥ります。上手くは言えないんですが。
でも今回は豊川の躁鬱がエンディングに向かい激しく揺れ動いて最終的にどかーん! と地獄に堕ちていくラストはかなりスカッとしてた。だからモヤスカ。佳作です。
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とても変な映画です。 |
黒沢清監督をリスペクトしていましたが、本作はなんか盛り上りが無く淡々としすぎて好きじゃありません。
恐い描写や演出も無いので、この評価です。
一般的な感性を持つ映画ファンは楽しめない作品だと思います。
また、豊川悦司さんのラストの叫び方には思わず失笑してしまいました。
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多層的なうま味 |
ひとつの結論、ひとつの意味、ひとつの効果、そういったものを求める人には到底向かない怪作。
映画が本来持っている複数の力を同時に発散する本作は、それゆえに見る者を混乱させ、惑わし、得体の知れない快楽へと誘うのだ。
例えば「怖いかどうか」ということにこだわって見ていてはこの快楽は決して味わえない。
観客が試される作品である。