前の対決も聞きましたが、圧倒的に脚本がよくなっています。
静かな池田さんの語り口と、熱くありながら秘めたものを訥々と語る加藤さんの語りが、二人の時間をおだやかに語りながら、関係を深めてゆくさまを描いているドラマの仕立て方など、大変に出来がよいです。
時代背景から、なんとなくこの先は…と思わせる部分もありつつも、ゆっくりとした、かつ的確な表現で、前の作品よりはずっと聞きやすいと思います。
最後のくだりは意外にもぼろっと来るところがあって…、少し知識があると、なおいっそうぐっとくる切ない話に仕上がっていて、良い作品になっています。流石に上手な声優さんなので、二人しか出ていないことを忘れてしまうほどですよ。
池田秀一さんの若々しくも大人な台詞回しに、加藤精三さんの重々しい声が、とても上手くマッチしています。
とても良い出来だと思います。
多分隠れた名作というのは、こういった作品なのではないでしょうか。
ラストは感動で涙・涙は間違いなしです。
夜中一人で大泣きしたい女性に超お勧めです。
それから、オマケについてたヴォイスメッセージが、とても気持ちを熱くしてくれますよ。